2017年1月18日水曜日

関西シクロクロス#9 堺大会:レースレポート


大会名:            関西シクロクロス第9戦 堺大会
開催日:   2016115
開催場所:  大阪府・堺浜グリーン広場
カテゴリー: C1
リザルト:        優勝
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

関西クロス第9戦 堺大会に参戦してきた。
世界戦遠征前最後となる国内でのレースということでコンディションはまずまず。まだ練習の疲労は完全には抜け切れていないが、かなり力はついてきていると感じている。

堺のコースは平坦基調でコーナーが多いためにタイム差を付けることはできても広げていくことが難しいコース。さらに竹之内選手とU23チャンプの横山選手が参戦するということで、接戦になることが予想できた。コース後半に登場する3回の砂セクションは、距離は短いながらも突入スピードが速いためにミスが出易く、勝負の鍵を握るポイントである。それに加えて今回のレースでは風が非常に強く吹いており、追い風区間と向かい風区間のインターバルを上手く処理する能力も必要であった。

一列目からスタート。反応とペダルキャッチは完璧だったものの、第一コーナーでアウト側に膨れすぎてしまい2番手の位置。後方スタートである竹之内選手と横山選手に脚を使わせるために、コース中盤で先頭に立って積極的にペースを上げていく。すでにすぐ後ろには竹之内選手が追いついてきている。3つ目の砂セクションと向かい風区間でペースを上げてみると少し距離が開いた。この区間で差が開くということは、今日最も力があるのは自分だと確信。そう簡単にタイム差は開かないのは分かっていたが追いつかれてしまうのも勿体無いので、ゴールまで単独で逃げ切ろうと決意した。竹之内選手とのタイム差は5~10秒あたりでずっと進んで行くが、こういったミスの許されない状況でも全日本の時のように冷静に走ることができていた。ラスト3周からはラップタイムを上げることもでき、最後は9秒差で逃げ切ってトップでフィニッシュ。久しぶりの接戦を心から楽しみ、満足いくレースをすることができた。

世界戦に向けてコンディションは順調に仕上がっていることを確認できて嬉しい。
自分史上最強の状態で世界に挑めるように、さらに高めていきたいと思います。

世界戦でも応援のほど宜しくお願い致します!!

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時


写真は高木さんより頂きました。
いつもありがとうございます!


使用機材
バイク       ANCHOR CX6http://www.anchor-bikes.com

コンポーネンツ   SHIMANO DURA-ACE Di2 9070シリーズ (http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  S-PHYRE XC9

ヘルメット                Kabuto ゼナードCV スペシャル・チャンピオンカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(ブラックレッド)
                                   (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         クロススーツ
         
サングラス            OAKLEY (http://jp.oakley.com
         JawbreakerPRIZM ROAD
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                 SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         グラフィック プルオーバータイプ(Polka dot Black


2017年1月9日月曜日

関西クロス#8 希望ヶ丘大会:レースレポート


大会名:            関西シクロクロス第8戦 希望ヶ丘大会
開催日:   201718
開催場所:  滋賀県竜王町 希望ヶ丘文化公園
カテゴリー: C1
リザルト:       優勝
天 候:   雨
コースコンディション: ウェット

2017年最初のレース、関西クロス第8戦希望ヶ丘大会に参戦してきた。
年末年始も順調に練習を重ねて体調が上がってきていることを感じていたため、この地元でのレースを楽しみにしていた。

希望ヶ丘のコースはアップダウンがあるものの整地された砂利道が大半を占めるためにハイスピードなレースを想定していた。そしてスタート1時間前から冷たい雨が降り始め、気温はそれほど低くないもののレース中の体感温度は相当低くなることが予想できた。世界戦前に体調を崩すわけにはいかないので寒さ対策は万全に。ウエイブワンのシクロクロス用ワンピースであるクロススーツは防寒性に優れているために今日のような悪天候の際には非常に心強い。ヘルメットはエアロヘルメットで空気穴の少ないZENARD-CVを選択。その下にはHALOのアンチフリーズスカルを被って頭を濡らさないように心がけた。

一列目からスタート。やや出遅れたもののすぐにトップに立って第一コーナーに突入。このコーナーが雨の影響で予想以上に滑りやすくなっていて大きくタイヤを滑らせたが、なんとか足をついて転倒は免れた。その後も先頭でレースを進めていくが、予想以上に路面が滑りやすくてドライタイヤではまともにグリップさせることができない。ドタバタした走りになりながらも登り区間で2位以降の選手を引き離し、2周目のピットエリアでマッドタイヤを履いたバイクに交換。その後は順調に周回を重ねていき、独走態勢となった。寒さでDNFの選手が続出する中、最後までラップタイムを落とさずに走り抜き、9位の選手までを周回遅れにしてトップでフィニッシュ。2017年最初のレースを優勝で飾ることができた。




走っている時の感覚としては寒さの影響もあって脚が重く感じたが、レース中のパワーデータは満足する数値を出せていた。年末年始にハードな練習を重ねた効果が出てきていることを確認できて嬉しい。引き続き体調管理は万全に行ないながら、世界戦に向けて仕上げていきたいと思います。


たくさんの応援ありがとうございました!
そして2017年も宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

写真はKikuzoさんより頂きました。
いつもありがとうございます!

使用機材
バイク       ANCHOR CX6http://www.anchor-bikes.com

コンポーネンツ   SHIMANO DURA-ACE Di2 9070シリーズ (http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  S-PHYRE XC9

ヘルメット                Kabuto ZENARD-CV スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  SFG-1(ブラックレッド)
                                    (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         クロススーツ
         
サングラス        OAKLEY (http://jp.oakley.com
         RedarEVPRIZM TRAIL
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                 SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         アンチフリーズスカル


2016年12月28日水曜日

ふりかえり


2016年も残り僅かとなりました。そして今週は久しぶりにレースのない週末です。9月の復帰戦からここまでMTBとシクロクロスを合計15戦走りました。今週の日曜日は少し一息ついてゆっくりと新年を迎えたいと思います。

さて報告が遅くなってしまいましたが、全日本選手権を終えた翌週は関西クロス第6戦マイアミ大会、そして先週末は第7戦 烏丸大会に参戦してきました。レースレポートというにはレースからの時間が経ち過ぎてしまったので、簡単な振り返りという形でここに書きたいと思います。

マイアミと烏丸の会場はどちらも家から自走で30分以内と超地元の会場。11月からは野辺山、飯山、そして宇都宮とずっと長距離遠征が続いていたため、家でのんびりと朝食を済ませてからレースに出発できることがとても優雅に感じました(笑)

全日本を終えてからの5日間は全く練習をしていなかったので、マイアミのレースでは身体の感覚は良くありませんでした。5日間で3回ほどの祝勝会という名の飲み会もコンディションを落とした原因であることは間違いありません(笑)とはいえ今回のレースは内容よりも日本チャンピオンジャージを関西の方々に観て頂くことが目的であったので、なにも気負わずにスタートしました。得意な砂区間だけは全力で頑張るようにして、レース後半には徐々に走りのリズムも良くなっていき、最終周回に最速ラップを出して優勝。レース中は本当にたくさんの方々からの応援、そして日本チャンピオンとして注目してもらっているということを実感しました。もっといい走りを見せたいという気持ちが高まり、全日本後は沈んでいた練習への意欲を再び得ることができました。出場して良かったです。

そして迎えた烏丸大会。JCXシリーズということで強豪選手も参戦し、出走人数は100人近い。
キャンバーセクション以外の平坦区間もしっかりと踏み抜くことを意識。独走になっても最後まで集中して走りました。身体の調子はまだまだ万全とはいかないものの、一ヶ月後の世界選手権へ向けて上げていける感覚を掴めました。世界戦には自分史上最強の状態で臨みたいと思っているので、残された時間でしっかりと準備していきたいと思います。
JCXシリーズでいうと僕がこれから参戦するのは2月の最終戦である東京シクロクロスのみ。せっかくなのでJCXシリーズのシリーズチャンピオンも取りたいです。東京シクロクロスではもちろん優勝を狙っていきます。

日本チャンピオンになったことで、関西クロスの会場では本当にたくさんの方々から祝福の言葉をかけて頂きました。宇都宮には来られなかった方も関西から応援を送ってくれていたと聞き、とても嬉しかったです。僕がシクロクロスに初めて出場したのは、たしか小学5年生のとき。もう10年も前のことです。最初はもちろんキッズカテゴリー。年齢が上がるにつれてC3、C2、そして高校生の時から時間制限付きでC1で走らせてもらえるようになりました。どのカテゴリーでも初優勝した時の記憶は鮮明に残っています。そして新しいカテゴリーに挑戦した時にはこれまでよりも遥かに速いレーススピードの違いにゾクゾクし、ここで勝つためにもっと練習してやろうと意気込んでいました。常に僕が上を目指せるような環境を作って頂いた方々に本当に感謝しています。そしてこの10年間で一緒にレースを走って競い合った全選手に僕は育てて貰ったのだと思っています。

2017年もさらに成長していけるように日々精進していきたいと思います。
まずは来月にルクセンブルグで開催されるシクロクロス世界選手権。
ここでの30位以内を目標にしています。
そして春から始まるMTBシーズンでの最大の目標は日本一になること。
全日本選手権で勝つことです。


これからも応援のほど宜しくお願い致します。
それでは皆様、良いお年をお迎えください!

Bridgestone Anchor Cycling Team
沢田 時


2016年12月14日水曜日

第22回全日本シクロクロス選手権:レースレポート


大会名:            22回全日本シクロクロス選手権
開催日:   20161211
開催場所:  栃木県 宇都宮市 道の駅ろまんちっく村
カテゴリー: エリート男子
リザルト:        優勝
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ(一部マッド)

ついに迎えた第22回全日本シクロクロス選手権。
同じく22歳となった今年の自分はいよいよエリートクラスでの出走となる。

実はエリートクラスで全日本選手権を走るのは初めてではなく、まだU23のクラス分けが存在せずにエリートと混走で走っていた18歳の時は5位、19歳の時は3位に入っている。去年は独立したU23クラスで優勝し、自分としてはようやくエリートクラスに戻ってこられたという気持ちが強い。目標はもちろん日本一になることである。

7月に骨折して入院している時は、この全日本のことを一番多く考えていた。今の自分には何が足りておらず、あと半年でどんな練習をすれば全日本で勝つことができるのか。9月の復帰戦から全日本までに走る12戦のレースは全て勝つことを目標にした。常に先頭でレースを展開して勝つことに慣れておけば、全日本のようなプレッシャーのかかるレースであっても落ち着いて自分の走りができるはず。特に全日本の3週間前に開催されたマキノ大会は宇都宮と同じくパワーコースであるので、ここで1分以上の差をつけて勝てていれば全日本の優勝はほぼ間違い無いと思っていた。2週間前の野辺山では惜しくも2日連続2位という結果であったが、力を全て出し尽くした自分史上最高のレースをすることができたので悔いはない。勝負感も鋭くなったので、あの負けは自分にとって必要であったと思う。

復帰してからのレースは1210勝。怪我をきっかけに強くなれたことは間違いない。心からレースを楽しめる最高の状態でこの日を迎えることができた。

金曜日に宇都宮までの長い移動をこなし、土曜日にコース試走を行なう。
宇都宮のコースは平坦基調のパワーコースと聞いていたが、実際に走ってみるとアップダウンが連続するキャンバーや、細かく繰り返すタイトなコーナーが多く、単純な脚力だけを求められるセクションは少なく感じた。晴れた天候が続いていたので泥の路面は想定していなかったが、レース当日は朝方に凍結していた路面が溶け出したことでキャンバー区間はとても滑り易いコンディションとなった。U23クラスと女子エリートのレースを観察していると、やはり踏みどころが少ないので脚があってもタイム差を広げ難いコースのようであったが、逆に大きなミスを犯さなければ数秒差でも逃げ続けられるコースだと感じた。攻めるべき場所で勝負を決め、あとは焦らずミスなく走り続ける自分をイメージしながら、いつも通りのスタート前の準備をこなしてスタートラインに並んだ。

一列目からスタート。予想通りに竹之内選手、小坂選手が先行し、自分はそれに続く3番手。差がつきやすいキャンバー区間に入るまではこの位置で待機すると決めていた。後方から武井選手がアタックしたのに合わせて2番手に上がる。キャンバー区間で先頭に立とうと乗車していくが、タイヤを滑らせてしまい武井選手を巻き込みながらスリップダウン(すみませんでした汗)。この区間を竹之内選手だけが乗車してクリアしたので少し差が開いたが、その後の連続する短い登り区間ですぐに追いつくことができた。フライオーバー手前の直線区間でペースが上がっていないように感じたので、迷わずに後ろからアタック。自分を先頭に小坂選手、武井選手、前田選手の4人の先頭集団が形成されて2周目に入った。




先頭をキープしたまま自分のペースでレースを進めていく。闇雲に踏むのではなく、休むべきところはしっかりと休んで、1周目のポジション争いで消耗した体力を回復させる。そして勝負所のキャンバーセクション。先ほどはスリップダウンしたが、今回は上手くラインを捉えて乗車したままクリア。その直後に観客からの悲鳴が聞こえたので、振り向かずとも小坂選手がミスをしたことが分かった。今が勝負所だと思い一気にペースを上げる。稼いだタイム差はたったの5秒ほどだが、この僅かな差が詰まらないコースであることは分かっているので自信を持って攻め続ける。



5〜8秒ほどタイム差で小坂選手から逃げ続けるのは野辺山と同じような展開。ワンミスで追いつかれてしまうので精神的にもキツイ場面だが、一度経験したことには余裕がある。野辺山では自ら転倒して勝機を逃してしまったが、今回はそんなミスを起こす気はしなかった。コース上の至る所でスタッフから後ろとのタイム差を教えてもらい、コース上のどこで差が開きやすいのかを考えて走る。レースが中盤を過ぎると向かい風が吹く平坦区間を終えた後にタイム差が広がっていることが分かった。パワー勝負だけでタイム差が開くのであれば、テクニカルセクションで無理をする必要はない。ミスが起きやすいキャンバーセクションは早めにバイクから降りてランニングでこなし、安全な平坦区間で踏み込んでいくようにして順調にタイム差を広げていく。2番手には前田選手が上がってきたが、すでに20秒以上の差が開いているので落ち着いて走る。バイクトラブルには十分に気をつけながらゴールを目指した。



最後の砂地区間を終えたところで勝利を確信。
僕がこれまで国内で経験してきたシクロクロスの中で、最も多くの観客に囲まれたゴール。この競技を始めた頃からの目標であった日本一になることができた。


レース前日、優勝を意識して少し固くなっていた僕に監督が「エリート1年目なのだから何も気負う必要はない。そして怖いものはない。今のトキであれば、レースを楽しむことだけを考えていれば絶対に一番強いよ」と言ってくれた。全日本だからといって特別な緊張感を作ってしまうのではなく、いつも通りに勝利を目指そうと心の底から思うことができた。万全のサポート体制でレースに臨ませてくれたチームに本当に感謝しています。


日本一になることはずっと目標でしたが、これがゴールではありません。
まだまだ未熟で成長していける部分はたくさんありますし、これから日本チャンピオンとして国内、そして海外の選手と熱い勝負をすることで、僕が大好きなシクロクロスという競技をもっと盛り上げていけたらと思います。

たくさんの応援、本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します!

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR CX6http://www.anchor-bikes.com

コンポーネンツ   SHIMANO DURA-ACE Di2 9070シリーズ (http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(ライトブルー)
                                    (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         Legge Fit ワンピース
         
サングラス        OAKLEY (http://jp.oakley.com
         JawbreakerPRIZM ROAD
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                 SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         グラフィック プルオーバータイプ(Polka dot Black