2015年11月30日月曜日

野辺山Day2 :レースレポート


大会名:            Rapha スーパークロス野辺山Day2 (UCI class2)
開催日:   20151129
開催場所:  長野県 南牧村 滝沢牧場
カテゴリー: エリート男子
リザルト:        5位
天 候:    晴れ
コースコンディション: ドライ

スーパークロス野辺山2日目。
今日は結果よりも内容が大事。というよりも身体の調子は良いので、内容がよければ結果はおのずと付いてくると感じていた。
先週もマキノでの2連戦のレースを経験しているため、昨日のレースからの身体のリカバリーも上手くいき、試走の感覚も良好であった。
先頭集団でレースを展開し、表彰台に乗ることを目標にする。

昨日のレースで獲得したUCIポイントが反映され、一列目からのスタートとなった。
しかし、スタート直後から昨日の悪いイメージ通りに身体が動いてしまっている。
脚や呼吸が苦しいわけではなく、気持ちの面で引いてしまっている自分がいる。
またしても10番手ほどと出遅れる展開。

先頭は5人。自分は6番手のポジション。追走グループも形成されかけたが、もう昨日のような展開では先頭に追いつけないのは分かっていたので、単独となって先頭集団を追いかける。当然ながら先頭グループの選手たちは競い合ってレースを展開しているので、自分が淡々と追いかけてもなかなか差は詰まらない。むしろ少しずつ開いていく。呼吸にも脚にも余裕はある。だが先頭に追いつくための爆発力が足りない。今思えば絶対に追いつくという気迫も足りていなかった。

ラスト2周で先頭グループから脱落したベンベルデン選手に追いつく。
自分の走りにかなりフラストレーションが溜まっていたので、この選手には必ず勝って終わりたい。今日は全日本へ向けての最後のレースであり、ここは大事な場面だ。アスファルトの手前のコーナリングで若干差が広がったことを確認し、そのままアタック。すんなりと差が広がった。自分でも良い走りができているとは思う。なぜ序盤に同じように走れなかったのか。先頭で展開できなかったのか。悔いの残る5位単独でのゴールとなった。


昨日と変わらないレース展開をしてしまったことが、本当に悔しい。
全日本までの残り1週間。今の自分にできることは、この悔しさをプラスのエネルギーに変えていくこと。レースまで最高の日々を過ごしていきたいと思います。


目標は全日本選手権U23クラスでの優勝です。
自分らしい走りができた先に勝利があると思います。

応援のほど、宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時


使用機材
バイク       ANCHOR CX6http://www.anchor-bikes.com

コンポーネンツ   SHIMANO DURA-ACE Di2 9070シリーズ (http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  KG-9W(レッド)
                                       (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         クロススーツ(シクロクロス用)
         
サングラス             OAKLEY (http://jp.oakley.com
         RadarEV (PRIZM TRAIL
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                  SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         グラフィック プルオーバータイプ(チームヘイロ)


野辺山Day1:レースレポート


大会名:            Rapha スーパークロス野辺山Day1 (UCI class2)
開催日:   20151128
開催場所:  長野県 南牧村 滝沢牧場
カテゴリー: エリート男子
リザルト:        5位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

日本で最大の盛り上がりを見せているシクロクロスレースと言っても過言ではない、
スーパークロス野辺山に参戦してきた。
この大会はUCIクラスの大会でもありながらも2日間に渡って開催されるため、
ポイント獲得のためにも大事なレースである。
全日本選手権一週間前ということで、ここまで来れば身体のパフォーマンスアップよりも、
気持ちの面でいかに良い方向に持っていくかの方が大切。
1週間後の本番に向けて、自信に繋がるレースをしたい。

スタートは2列目。第一コーナーのクリアは悪くないポシジョンであったが、芝生の路面に入るコーナーで自ら外側に膨らんでしまいポジションを落とす。スタートの出遅れは致命的になることは分かっていたので、焦ってしまった。次のコーナーでイン側を付いて無理矢理に挽回しようとするものの、他選手と絡んで大きくバランスを崩してしまう。転倒こそしなかったが両足がペダルから外れて、またしても大きくポジションを落としてしまった。これがワールドカップや世界選手権であれば間違いなく最後尾になるような、かなりイケてないスタートとなってしまった。

スタートループを終えた時点で順位は15番手ほど。レース中のミスはすぐに忘れて、今できる最善の走りをするしかない。気持ちを落ち着けて確実にポジションを上げていく。野辺山は高地のレースでもあるので、一度呼吸が上がり切ってしまうと、回復できずに大きく失速してしまう。アスファルトの直線で踏み過ぎないように走ることで、コース全体の流れを考えながらレースを進めていく。3位パックで走る山本選手と武井選手の背中は遠くなく、むしろ詰まってきているようだ。調子は良く、前の選手を追いかけることで集中もできていて非常に良い感覚。

やがて武井選手には追いつき、後ろから丸山選手も合流して5位パックが形成される。
先頭の竹之内選手は独走態勢、4位までの選手とも徐々にタイム差が開いていってしまう。
悔しいが力の差を感じた。序盤をもっと良い位置で走れれば、上位選手から学ぶこともかなりあったはずだが、そんなチャンスも逃してしまった。

だが今の自分にできることは、この5位集団の先頭を確実に取ること。
パックの先頭を走り続けることで、徐々にこのコースの特徴を掴み出した。最も地脚の差が出るアスファルトの直線は向かい風が強くて、後ろにぴったり付かれてしまうと不利なセクション。だからこそ、その手前のコーナー区間でペースを上げ、僅かなタイム差をつけた状態でアスファルトに入るようにした。こうすれば自分は一定のペースで走りながらも、相手は追いかける形となって体力を消耗させることができる。

最終周回は武井選手との5位争い。アスファルト区間では後ろからのアタックに警戒していたが、動きはない。基本的に抜かれるセクションはアスファルト区間しかないので、あとはコーナーが連続する区間で意識的にペースを上げて、前に出させる隙を見せなければ大丈夫。最終コーナーを先頭で立ち上がって全力でスプリント。5位でのフィニッシュとなった。

体力面、テクニック面ともに今日は調子が良く、良いレースはできたと思う。
追い込み過ぎないギリギリのところでレースを展開でき、ゴールでは全力を出し切ることができた。ただスタートループ、ここでの出遅れがやはり最後まで響いてしまった。
上位4選手とは力の差を感じたが、結局レース中に後ろに付いて彼らの走りを見ることもできていない。同じ5位であるならば、序盤にもっと上位で競い合った上での価値ある結果としたかった。

ただ全日本へ向けてという意味では、身体の動きは良くて安心した面の方が大きい。
課題は明確なので、いよいよ全日本へ向けての最終調整に入りたいと思います。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時


使用機材
バイク       ANCHOR CX6http://www.anchor-bikes.com

コンポーネンツ   SHIMANO DURA-ACE Di2 9070シリーズ (http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット              Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ      Kabuto  PRG-3(ホワイト)
                                    (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         クロススーツ(シクロクロス用)
         
サングラス             OAKLEY (http://jp.oakley.com
         RadarEV (PRIZM TRAIL
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                 SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
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2015年11月24日火曜日

関西CX#5マキノ大会:レースレポート


大会名:            関西シクロクロス第5戦 マキノ大会
開催日:   20151123
開催場所:  滋賀県 高島市 マキノ高原
カテゴリー: C1
リザルト:      4位
天 候:   曇り
コースコンディション: ドライ

昨日のUCIレースに続き、関西シクロクロスへの参戦。
会場は同じくマキノ高原。コースは昨日から変更もなく、全く同じコンディションで開催された。今日のレースはUCIカテゴリーではないが、昨日の反省を踏まえてスタートから先頭集団で展開していきながら優勝することを目標にする。

2日続けてのレースということで、朝起きた時にはかなりの疲労を感じた。朝イチのレースであれば回復は間に合わなかったと思うが、12時半のスタート時間までに少しずつ脚はほぐれていき、ウォーミングアップの感覚は良好であった。

一列目からのスタート。最初のコーナーは3番手で抜ける。先頭の中原選手を追いかけながら2番手に浮上し、3名の先頭集団が形成された。ここまでは理想の展開。意識的に先頭に立って自分でペースを作るようにしたので、昨日よりも速いペースを刻みながらも、身体には余裕があった。昨日はできなかった戦い方、そしてこれがシクロクロスの戦い方だと実感する。

やがて先頭集団は4名に。同じ世代同士の選手なので、激しい戦いとなった。お互いの得意なセクションで仕掛け合うが、なかなか差は広がらずに4名のまま。
競え合えば競い合うほどに集中力は増していき、それは他の3人も一緒なのか、誰も大きなミスをしないまま、ずっと4名での走行が続く。非常に苦しい時間だが、観客が盛り上がっているのが分かる。この中で絶対に勝ちたい。



勝負が動いたのはラスト2周でのシケイン区間。ペースを上げた横山選手から数秒の遅れをとってしまった。4秒ほどの差でファイナルラップへ。あと1周の我慢。しかし自分はこの瞬間にレッドゾーンに突入してしまったようで、一気に呼吸が苦しくなった。ここで一旦後ろに下がれば良かったのだが、2番手の位置に拘ったことで、さらに自分を苦しめてしまう。

ペースが落ちていることを見抜かれて、後ろから2人にも抜かれる。最終コーナーは3番手の位置で立ち上がったが、もうスプリントをする力は残っておらずに4位でのフィニッシュとなった。

先頭まで10秒以内ということを考えると非常に悔しいレースとなった。
冷静に展開できていたと思うが、最終周回の走りは課題が残った。あの展開であれば、もう少しだけ楽をする方法があったと思うが、自滅して沈んでしまった。

ただレース内容としては昨日よりも良い展開で戦うことができた。
心にも身体にも大きな刺激が入った2日間となりました。
次戦はこの展開から勝てるように、しっかりと準備していきます。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時


使用機材
バイク       ANCHOR CX6http://www.anchor-bikes.com

コンポーネンツ   SHIMANO DURA-ACE Di2 9070シリーズ (http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット             Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-3(レッド)
                                  (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         レジェフィットワンピース
         
サングラス                OAKLEY (http://jp.oakley.com
         RadarEV (PRIZM ROAD
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                 SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         グラフィック プルオーバータイプ(チームヘイロ)