大会名: CJ#7
富士見大会
開催日: 2016年10月16日
開催場所: 長野県 富士見パノラマスキー場
カテゴリー: エリート男子
リザルト: 優勝
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
前戦の一里野大会から中1週間で迎えた国内第7戦の富士見大会。
僕が怪我によって出場できなかった今年の全日本選手権が開催された会場である。
全日本4連覇を逃した場所で、復帰からの4連勝を飾ることが目標であった。
レースまではずっと晴天が続き、久しぶりのドライコンディションでのレースとなった。
富士見のコースは重いギヤのまま踏み込んでいくようなハイスピードな登り返しが多く、レース本番の3日前に監督と取り組んだカーペーサートレーニングが生きるようなコースレイアウトだと感じた。
定刻通りにレースは始まり、まずは5番手ほどの位置で登り始める。シングルトラックの下りに入るまでに前走者を追い抜くことができるポイントはあらかじめ確認してあるので、この位置にいても落ち着くことができる。決めていた位置取りとライン取りを使って一人ずつ抜かしていき、狙い通りに先頭に立ってシングルトラックに入ることができた。
集団から抜け出すためにコーナーの立ち上がりでは積極的に踏んでスピードを上げる。下りきる頃には自分を先頭に3人で抜け出す展開となった。身体は軽く、登りでは積極的にダンシングを使ってペースを上げ続ける。すぐに単独となって、1周目を終える頃には後ろと30秒の大差をつけることができた。
さすがに少し飛ばしすぎかと不安になったが、自分を信じて踏み続ける。3周目を終える頃には1分のタイム差。トラブルが起きない限り優勝は間違いないが、安全にゴールまで走るという選択肢は頭に浮かんでこなかった。来年の全日本で日本一になりたいのであれば、今日のレースを勝つことだけで満足してはいけない。無難に走るだけでは自分の弱い部分を発見できない。ゴールまで全力を出し続け、独走でフィニッシュ。2周目とファイナルラップのタイムが同じであったことに自分の成長を感じることができたレースであった。
先頭に立っても攻め続けるレースをできたことが何よりも嬉しい。これまでの自分は良くも悪くも慎重なレース運びをしてしまうことを自覚していたが、少しずつ自分の殻を破ることができるようになってきている。レースで全力を出せたことによって練習で取り組まなければならない課題を新たに見つけることができた。
まだ11月に最終戦を残しているものの、この勝利によってCJランキング1位になることが決定しました。シリーズチャンピオンとして来シーズンはNo.1ゼッケンをつけて走ることになります。初優勝した年にシリーズチャンピオンになれたことをとても嬉しく思います。
そして今週末からはいよいよシクロクロスシーズンが始まります。
今の良い流れをシクロクロスにも持っていけるようにしっかりと準備していきます。
これからも応援のほど宜しくお願い致します。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
写真は伊東さんから頂きました。
いつもありがとうございます!
写真は伊東さんから頂きました。
いつもありがとうございます!
使用機材
フォーク SF16-AXON werx RLRC
15QLC2-Ti-CTS-27.
(https://www.riteway-jp.com/pa/sr_suntour/sr_suntour.html)
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(レッド)
レジェフィットプロ
EVZero(PRIZM TRAIL)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
レース中:SAVAS VAAM
レース後:リカバリーメーカーゼリー
グラフィック
プルオーバータイプ(Polka dot Black)
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